洋服は、人間が着用するものです。
デザイン要素は様々であっても、人体の基本的な要素(体格・体型)を
満たしていなければなりません。
従って洋服のパターンを作成するためには、パターンを作成する際に
体格・体型を理解した上で表現するのと、理解せずにパターン作成するのとでは
全く完成度の異なったパターンになってしまいます。
このレッスンでは、ミューラーの理論を基にして、
人体の体幹部に紙を貼り、それを平面に展開していきます。
それによって、立体である人体の表面の形と大きさを知り、
体格・体型を表現する為のパターン作成図法を読み取ります。
この方法により、現在使用しているダミーの特徴も同時に知る事ができます。
※ダミーに合わせて作っていても人(人間)に合わないのは何故?という
問題も理解することが出来ます。 |